レンタルと購入、どっちが得?
スノーボードを始めたばかりの人が必ず悩むのが「レンタルで済ませるか」「自分の道具を買うか」という問題です。
結論から言うと、1シーズンに5回以上滑るなら「購入を検討するボーダーライン」です。
私自身、スノボ歴12年ですが、初めての頃はレンタルブーツで足が痛くて午前中で帰った失敗を経て、「これはもう買うしかない」と決断しました。回数やレベル、予算によって最適な選択は異なりますが、上達と快適さ、そして安全を求めるなら、早い段階で自分のギアを持つことをおすすめします。
この記事では、初心者〜中級者向けに「レンタル」「購入」それぞれのメリット・デメリットを整理しながら、費用感とあなたの判断基準を紹介します。
レンタルのメリット・デメリット
滑走頻度が少ない人、試しにスノボを体験してみたい人にはレンタルが最適!
項目 | メリット | デメリット |
---|---|---|
利便性 | 道具を持ち運ぶ必要がない、メンテナンス不要 | サイズや状態が合わないことがある |
費用 | 滑る頻度が少ない人にはコスパが良い | シーズン中に何度も借りると高くつく |
体験 | 最新モデルを試せる(ショップによっては) | 自分の滑り方に合った板を選べない、特にブーツの衛生面が気になる |
レンタル費用の目安(日帰り想定)
1日あたり:板+ブーツ 約6,000〜8,000円
- 5回滑ると約3万〜4万円
- 10回滑ると約6万〜8万円
- 購入の初期費用を回収する目安は10〜15回程度
購入のメリット・デメリット
自分のギアを持つことは、上達と安全、そして衛生面において圧倒的なメリットがあります。
項目 | メリット | デメリット |
---|---|---|
快適さ | 自分の体格・滑り方にぴったり合う、毎回レンタルの手間がない | 初期費用が高い |
費用 | 長期的なコスパが良い(元が取れる) | オフシーズンの保管が必要、メンテナンスの手間がある |
上達 | 愛着がわき、上達スピードが格段に上がる | – |
安全・衛生 | 怪我のリスク軽減、ブーツのニオイや衛生面を気にする必要がない | – |
購入にかかる初期費用の目安
一式揃えるのにかかる初期費用は高額ですが、一度揃えてしまえば数年間のレンタル代を大幅に節約できる
アイテム | 相場(初心者〜中級者向け) |
---|---|
スノーボード板 | 40,000〜70,000円 |
ビンディング | 20,000〜30,000円 |
ブーツ | 25,000〜40,000円 |
ウェア上下 | 30,000〜50,000円 |
ゴーグル・グローブ・小物 | 10,000〜20,000円 |
合計 | 約12万〜20万円前後 |
※ 中古や型落ちを使えば、合計7万〜10万円でも十分揃えられる
👉 初心者の方は、まずブーツ、次に板を中古で揃え、ウェアは機能性の高いレンタルで様子を見るのが賢い選択
初期費用を抑えつつ、最も重要なギアを先に揃えましょう。
滑る回数別のおすすめ判断基準
あなたの滑走回数が、そのまま購入すべきかどうかのコスパ判断基準
1シーズンの滑走回数 | おすすめ |
---|---|
〜3回 | レンタルでOK。コスパ的にも手軽 |
4〜6回 | ブーツだけ購入。板はレンタルでも可 |
7回以上 | フルセット購入がお得。長く使えるモデルを選ぼう |
目安:5回以上滑るなら購入がコスパ検討のボーダーライン!
4〜6回の場合 ブーツはフィット感が上達の命であり、板は自分の滑り癖に合ったものを使うことで、レンタルとは比較にならないほど上達スピードが上がります。この段階で「マイブーツ」「マイボード」を手に入れると、滑りの質が一気に変わり、レンタルブーツの痛みから解放されます。
購入した場合のランニングコスト
購入後の維持費は、主にメンテナンス費用
項目 | 費用の目安 | 備考 |
---|---|---|
ワックス・メンテナンス | 年2,000〜5,000円 | 自分でワックスをかければ格安 |
保管スペース | 0円〜 | 押し入れでOK、湿気対策だけ注意 |
買い替えサイクル | 4〜7年 | 1年の滑走日数によって |
中級者が断言!絶対に失敗しないギア選びの「3つの鉄則」
鉄則1. ブーツは必ず店舗で試着!
ブーツは唯一、あなたの体と板を繋ぐ「命綱」 レンタルブーツで足の痛みに苦しんだ経験から断言します。少しでも合わないと、滑走中の激しい痛みや疲労、最悪の場合怪我に直結する。必ず専門店でスタッフにサイズ感をチェックしてもらおう。ネットでの購入は絶対にやめたほうがいい。
鉄則2. 板やビンディングをネットで購入する際の注意点
ブーツで失敗しなければ、その他のギアはネットでの購入でコストを抑えられる!けど、以下の点に注意して
- 板: 長さと硬さを確認!硬すぎると操作が難しくなり、柔らかすぎると上達後に物足りなくなる。
- ビンディング: Sサイズ、Mサイズ、Lサイズあるから必ず確認
鉄則3. 一気にそろえず“段階的に”そろえる!
最初は最低限(板+ブーツ)から。上達するにつれて、自分に合ったウェアやゴーグルを追加していくのがベストです。予算を最も重要なブーツに集中させましょう。
まとめ:滑走回数が多いなら“マイギア”が上達の近道
- 年に3回以下 → レンタルで十分
- 年に5回前後 → 板・ブーツだけ購入もおすすめ
- 年に7回以上 → フルセット購入でコスパ◎
最初の出費は大きくても、自分のギアを持つと滑りの快適さと上達スピードが段違い。一度マイギアで滑ると、「もうレンタルには戻れない」という人がほとんど!一気にそろえるんじゃなくて1シーズンに1つとかでもいいかもね!
では、そんなところでじゃ!
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